8月の猛暑の中、都内の閑静な住宅地にある、水彩画家青木美和さんのアトリエにお訪ねし て、ご本人と作品制作の様子を撮影してきました。色彩と光に溢れた青木作品のようなテイストの写真を撮ってほしい、というのが企画からデザインまで担うマ ルチ編集者、大越さんからの依頼。
大きな一枚ガラスの窓から差し込む真夏の午後の光。「いつもは暗~い地下室で描いたりしているんですよ。」と言われる青木さんに、僕は窓辺に座っていただくようリクエスト。
素敵な笑顔の青木さん!きっと青木さんの心も、ご自身の作品のような明るい色で彩られているんだろうな。 ”汚れちまったあ悲しみのお”な僕なれど、何やら波長が合い、撮影はいいリズムでサクサク進む。
ひとしきり混色の様子などを撮影した後、最後に青木さんのポートレートを撮らせていただいた。自分で言うけど、いい写真でしょう!
この時の写真の掲載された本は『水彩画 色の覚え書き』(日貿出版社刊) 青木美和著 撮影 松岡伸一