4月某日、画家・アニメーション美術家の増山修さんを撮影との依頼があり、スタジオ 『インスパイアード』 のある吉祥寺へ。スタジオでは増山さん自らが作画されているシーンや、スタッフの方々に指示を出されている姿、企画会議の様子まで撮らせてもらいました。 宮崎駿ファンの僕にとって垂涎のアニメーションがスタッフの方々のデスクの上に。これら未発表の絵はまだ門外不出のため、今回撮る写真に写らないよー に・・・
日頃はアウトドアでスケッチをすることの多い増山さん、今回は近所の井の頭公園に出向いてのスケッチ。数本の筆に水入れ、ハンディな画用紙をさりげなく携えて、僕が想像していたよりもずっと軽装でスケッチされていたのが印象的でした。
増山 修 【画家・アニメーション美術家】
1974年生。1999年スタジオジブリ入社。宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」
「崖の上のポニョ」や「時をかける少女」(美術監督補佐)「ミヨリの森」(美術監督)を手掛ける。
2009年スタジオ「インスパイアード」を設立。著書「学校では教えてくれない風景スケッチの法則」